無人島で後輩ちゃんと二人きりな件

後輩ちゃん 田舎

晴れ渡る青い空。

そしてそれ以上に青い、海。まさに、海水浴日和である。

晴れ渡るあおい空と海

まぁ遭難して無人島にいるのでなければ、ね。

ことの顛末は至極単純なことである。
サークルの合宿で、名古屋から仙台までフェリーで移動しようとしていたわけだが、そのフェリーは何らかの欠陥があったようで沈没。偶然近くにいた後輩ちゃんと救命ボートで流されて、どこかわからない島にたどり着いたわけだ。

フルーツをシャツに抱えた後輩女子

「センパイ!フルーツたくさんとってきました。」

幸いなことに、どうやらこの島は食料には困らないらしい。力の必要な住居の整備は俺が、食料の調達は彼女がやることになってもう10日は経つだろうか。

「センパイ、ずいぶん住居らしくなってきましたね!」

彼女がきているのは俺のシャツである。食料には困らないのに、衣類には頗る困っている。とりあえず命が助かることが優先なので、無駄なものなんかは全部放り投げてしまったのだ。

こんな笑顔で話しかけてくるまでには数日、時間が必要だった。最初は警戒されて酷いものだった。

「センパイ、聞いてます?」

そうそう、常にこんな感じで警戒されてたわけだ。

「ああ、すまん、考え事してて。」

「もう、考えても仕方ないって話にしたじゃないですか!」

「でもさぁ、今は夏だから食料がそこかしこにあるけど、いつまでここにいることになるかわからないだろ。冬に向けて食糧は溜め込んでおいた方がいいかなと思って。」

「確かに、そうですよね。」

「住居の方も落ち着いてきたからさ、お前に任せてた食糧調達を、教えてくれないか?」

「いいですよ。じゃぁ早速いきましょう。」

と言っても、森に入るとすぐだった。

「ほら、センパイ、あそこにありますよ!」

「おお、すげぇな、たくさんあるじゃん。」

具体的に何の果実かはわからないが、柑橘系のものであることはわかる。

これだけあればしばらく食うには困らないだろう。

「こんな感じの木が結構あるんですよ。すごいでしょ!」

「うん、すごいな、よく見つけたな。」

「でもこれどうやって採るんだ?」

「高すぎるところはまだ無理ですね。はしごとか作ってくださいよ。」

「とりあえず採れるところから、ですね。こんな感じで…」

…..見えてはいけないものが…見えてしまった。

もっと見たい、というよりは見せられないものが屹立してしまったため、前屈みになるしかなかった。

「センパイ?どうしたんですか?」

恥ずかしい、というよりはもはやシャツの前に手を置くのは習慣化してしまっているようだ。だからこそ自分の仕事である食糧調達の時には、つい忘れてしまうのだろう。

そう、この島にはパンツなどないのだ。

「うむ、とりあえず腕を水平にしてもらえるかい?」

「え?こんな感じですか?」

ふむ、このくらいではまだ見えないらしい。

「ではもう少し上げてみようか」

「え、別にいいですけど….こんな感じですかね?」

なるほど、どうやらこのシャツは腕を肩より上にあげると、見える仕様らしい。

ファッションに興味のない俺だが、人生で初めてファッションデザイナーに感謝した瞬間である。

「腕上げたら何か起こるんですか….あっ!!」

あかん、気づかれてしまった。しかし、それで視線を外すことなどできようはずない。

「み、見えちゃいました?」

「うん、すっごく綺麗だった」

「褒めればいいってもんじゃないですよ!セクハラです!」

まごうことなきセクハラなんだが、法も何もないこの無人島では虚しい話である。

「もう…..油断も隙もない!センパイのことなんてもう知りません。帰ります!」

その日は不貞腐れてしまい、機嫌を取るために一夜を費やした。

—翌朝—

「おい、起きろ!」

「….なん、です、かぁ。エロい人には朝ごはんなんて作ってあげませんよ….」

「雨が来そうだ!今の茅葺じゃダメっぽいから、天幕を貼るぞ!」

「ええっ、雨ですか?やっぱ降るんですね。」

「なんか天幕を留めるものってないかな?」

「探してみます」

漂着物で発見した木箱をとりあえずは拾ったものの保管庫にしている。彼女はそこを漁り出した。

「それらしきものは、見つかりませんねぇ。」

うん、俺はそれ以上のものが見つかったから特に問題はない。

とりあえず後ろに回ってみる。

「どうですか?そっちは何かあります?」

うん、どえらいものがあるわ。

「でもこの辺の気候だと、短時間の通り雨って感じですよね?シャワーがわりにちょうどいいんじゃないですか?」

「まぁお前がそれでいいんだったらいいけど。でも体温が奪われるとまずいぞ。それに、濡れちゃうと….」

「体温よりも、清潔です!シャワーです!」

そうこうしているうちに、入道雲の下に入り、降ってきた。それはスコールと言えるレベルのものだった。

「わー、すごい、土砂降りだー!」

「ほらほら、センパイ、気持ちいいですよ!」

多分、こいつは一度痛い目を見ないとわからないのだろう。

俺は木陰で雨を避けながら彼女を観察する。

「センパイもシャワー浴びないんですか?」

「おま、胸!!!」

「えっ?」

「あっ….」

「人の話を聞かないからこうなるんだよ。」

「へへへ、おっぱい見られちゃいましたぁ」

—30分後—-

「センパイ…..あの….」

「どうした?」

「寒いです…」

「だから言っただろ!夏だって低体温症になることあるんだぞ。」

「ええ、ほんとですか?どうしたらいいんですか?」

「とりあえず濡れたものを脱げ」

「ええええっ!!!!ちょ、それは…」

「ちょっと、恥ずかしいので..」

「言ってる場合か!まずは脱いで丸くなるんだ。表面積を減らして体温を保つぞ!」

「わかりました、言うとおりにしますから。」

「あの、言うとおりにしますから、見ないでもらえます?」

「わかったよ、後ろに行ってるよ。」

「でも、センパイ、ありがとうございます。」

いえ、こちらこそ眼福でございます。

「俺の体温で温めようか?まだ寒いだろ」

後ろを向いたまま、俺はいう。

「….お、お願いします。でもえっちぃのは嫌ですよ」

「お前に死なれたら食糧調達に困るんだよ。ここは仕方ないだろ。あくまで人命救助だ」

「…はい、すみません。」

「見ても…いいか?」

「….はい….」

「じゃぁ、後ろから…」

まだ隠すところは隠しているが、どうも弱っているようで、そのガードは、緩い。

「ひゃん!」

「どうした?」

「いえ、何でも….でもあったかいです。」

「あれ、センパイ!なんかポケットに入れてます?なんか硬いものが..」

「ああ、俺のマグナムが…な。」

「マグナム?それって銃の…あっ….」

「いや、仕方ないだろ?俺だって男なんだよ。」

「えっちぃのは嫌って言ったじゃないですか?」

「嫌とか言われても、これで興奮しないのは無理あるぞ!」

「はい、…すみません….」

どうやら流石に自分でやらかした以上、抵抗はできないようだ。

「ごめんなさい、我慢させちゃって」

「気にするな」

「私に、できること、ありますか?」

「え、じゃぁセックスしてもOK?」

「それは、ちょっと…..」

「俺じゃ、嫌?」

「嫌じゃないですけど、…怖いです…。」

「じゃぁこうしよう。あくまで低体温症の治療をしよう。」

「??そ、それなら大丈夫ですけど、どうするんですか?」

「じゃぁ立ち上がって」

「はい、わかりました。」

「じゃ、行くよ」

「ひゃあああああん!」

徐に、俺の手は彼女の秘部を撫でる。

「これって、本当に治療なんですか?」

「うむ、一番敏感な部分を撫でることで免疫力を上げるんだよ。」

「そ、そうなんですね。センパイそういうの詳しいですもんね。」

では注射するとしよう。エイッ!

「えっ、えっ?」

「こうしてだな、中から刺激することでより免疫がだな….。」

「ん….」

「せ、センパイ…でも、これって….セックスです…よね…」

「うむ、そうとも言うな。でもこれも治療の一環だ。」

「んっ….んっ….、そ、そう…です…よね….」

「あの….私…..処女なんです….だから…..」

彼女は強引に俺の剛直を引き抜く。

「だから….」

「優しく、してください」

そんな表情で言われて、優しくできるはずなどなかった。

「そんな、激しく….」

「すまん、可愛すぎて、無理」

「わかりました、わかりましたから、ちょっと体勢を変えてください。」

「そうだなあ、こうしたらお前のペースで動けるだろ」

「…はい….」

もう彼女の表情は、快楽に支配されている。

もう俺が動かなくとも、より激しく、彼女は腰を動かす。

「あ、もう….」

「もう、治療、終わっちゃうんですか…」

「うん、そろそろ限界….」

「ん…..ん….」

名残惜しいが….

「んああああっっっっっっ!」

注がれていく体液を彼女も内側で感じているらしい。

しばらくは雨に打たれながら、二人の息遣いだけがそこにあった。

そうしているうちに、雨が上がり、また元の日差しが戻ってきた。

「センパイ!太陽ですよ、暖かくなってきました!」

血色が戻ってきた彼女の裸体は、さらに美しさに磨きがかかっている。

「あれ?センパイ、まだ寒いんですか?」

「ん、そうだな、まだちょっと]

「仕方ないですね。今度は私が治療してあげましょうか?」

このあと、めちゃくちゃセックスした。

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