エロブログなのになんでこんな小難しい設定するんだよ!早くエロい画像出せよ、と言う諸兄。今回はしばらくお付き合いいただきたい。
ただ強引にエロいシーンも悪くないが、そこに必然性というスパイスが加わると、どれだけ人が興奮するのかを試す社会実験だとお考えいただきたい。パンツは脱いでおいて大丈夫です。
2065年。人口減少は想定以上の水準に落ち込んでいた。少子化は先進国が抱える共通の課題である。政治家たちは票の供給者である既得権益層にしか興味はなく、その帰結として2025年ごろまでは世界で唯一経済成長を止めることに成功した。この国は衆愚政治でSDGsを体現した唯一の国と言っていいだろう。

普通人口減少なんてものはシグモイド曲線的な変化をするものである。自然現象として考える以上、ある程度減れば一定の水準に落ち着くものだ。しかし、事実は小説より奇なりとはよく言ったもので、人口減少はほぼ一時関数的に、一直線に0に向かっていることに気づいた時には、もう遅かった。
しかし、そこまでおかしな現象に陥れば、強力な政治屋が生まれてくるのもまた歴史学的必然であろう。

経済特区という名目で北の大地を他国に売却したあたりから、世間は急激にナショナリズムが高まりを見せることになる。その頃にはもはや間違った解釈の多様性などを言う輩は、いなくなっていた。
誤解のないように言うが、LGBTQが蔑ろにされているわけではない。ただ、本来多様性とは「多様であれば誰か一人くらい生き残るだろ、他は全滅するけど」というシビアな話であって、そんな殺伐としたものとLGBTQの問題を同一視すべきではないのだ。それに人類が気づくまでに数十年かかったことになる。

そこで絶滅の一途を辿る民族の総意として2060年に国会で承認された、少子化対策特別法は、次のように始まる。
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第一条 目的
この法律は日本国憲法第十一条で定める基本的人権、第十三条で定める幸福追求に対する国民の権利を保障するためのものであり、人間の根源的欲求である性欲を何人たりとも妨げられないことを目的とする。
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その結果、決まったことの大枠は概ね次のとおりである。
1 : 性欲は男女のお互いの協力のもと、解消し合うこと
2 : 第二次性徴を終えたことが確認できた男女は、制限なく性行為が許されること
3 : 性行為の希望は専用アプリで常に意思表明することができる
4 : 特定の人物に希望が重なった場合はAIができるだけ好みに沿う相手に振り分ける
5 :意に沿わない相手の場合は、理由の如何にかかわらず拒否することができる。また、避妊は女性の意思に沿うことが全てである。
6 : 意に沿わない性行為が発覚した場合は、執行猶予なしの懲役刑
7 : 避妊をしない性行為の場合は女性に一定額の報奨金が与えられ、出産、育児、教育に必要な費用は全て国が負担する。
8 : 育児、教育は国の責任で行うものであって、一緒に生活するか国の施設で平等な教育機会が用意された環境で育てるかは母親の意思に委ねられる
9 : より自由かつ活発な性行為の促進のため、若年者には「性行為実習」を義務付ける。LGPTQなど、特別な事情がない限り国の定めた相手と性行為をすること。

2020年代あたりの、間違ったポリティカルコレクトネス思想の時代には受け入れ難い思想だろう。だが、決して人権を無視したものではなく、十分な配慮の上での法整備であることだけは主張しておきたい。兎にも角にも民族滅亡の危機に陥った2065年の社会はこうなっているのである。
その結果として、女性に与えられる報奨金は、生きていく上では十分な金額であり、その分、男の社会保障は大幅に削られた。しかし、その分性欲を我慢しなくて良くなり、男たちは身を削ってでも努力するようになった。
その結果、世界2位から40位まで落ち込んだGDPは急激に回復し、かつての栄光を取り戻そうとしている。

さて、そんな時代に生まれた俺は、今日ばかりは興奮が冷めやらない。今日は性行為実習の初日なのだ。相手を選り好みしていては、特定の人に集中してしまうだけである。国全体で性行為を促進するにはストライクゾーンを広げる必要があるのだ。そのため、性行為実習でさまざまな相手と性行為を訓練することが義務付けられている。
ぶっちゃげた話、クラスの女子全員とヤルことになるのだ。
そして、俺は幸運なことに、ありえないほど幸運なことに、アイドルの「歌原みつき」と同じクラスなのである。普段は芸能活動が忙しくて休みがちな彼女も、今日は来るらしい。
俺の隣の席はいつも空席なのだが、そこは本来みつきの席なのだ。

こんな娘との初体験の可能性がある。そう考えるだけでも股間が熱くなる。
ガラガラ…この扉の音は、ずいぶん昔の映像で見たものと変わらない。技術革新が進み、社会が変わったとしても、こういうところは案外変わらないものなのだろう。
「おはよー!」

一番に来たつもりだったが、歌原みつきがすでに来ていた。それだけで、俺の股間がぴくりと反応する。
「おはよう。」
「今日は、いよいよ、だね・・・」
「珍しいな、みつきが来るなんて。」
「今日も忙しかったんだけどね。今日ばかりは国民の義務の日だから」
「お、お前でも楽しみなものなの?」

「うーん、楽しみ半分、怖さ半分、かな。」
「俺は楽しみでしかないぞ。」
「男の子はそりゃそうだろうけどさ。」
「お前みたいな芸能人でも、特例ってないんだな?俺たちなんかより有名な俳優さんとかとかとペアリングするものだと思ってた。」

「え?でも初めてはクラスの誰かの方がいいよ。あんまり年上すぎても、ね。」
この屈託のない笑顔が、眩しすぎる。なんだ、この世界は俺のために存在するのだろうか。そう思えてしまうほどだ。
まぁ隣の席とはいえ、彼女に当たる確率は20分の1程度なわけだが。まぁ、あとは祈るとしよう。
そうこうしているうちに教室はいつもの面子で埋まり、そして、教室のスピーカーから、運命の鐘がなる。

鐘と同時に教室に入ってきた担任は、法律の意味を一通り説明する。文科省から配られたテンプレート通りの説明なのだろう。
そして最後に「俺の時代にもあったらなぁ」と漏らした上で、ペアリングの発表となる。
「よし、じゃぁ、隣の席同士ではじめようか」
どうやら面倒で決めてなかったらしい。やる気のある教師は、生徒同士の相性なんかを考えてくれるが、このやる気のない担任からしてみれば、俺たち恵まれた世代のために考えるなんてアホらしくなったのだろう。
俺は平静を装いつつも、心の中では狂喜乱舞していた。隣の席は、そう、歌原みつきである。
「決まっちゃった、ね….」

歌原みつきと、向かい合う。クラスメイトとしてなく、初体験相手として、向かい合う。
「ごめん、俺なんかで….」
国が決めたわけだから、という大義名分はあるものの、こんな子とやってしまうということに感じた罪悪感が口に出てしまう。

「ん?なんで?私はいいよ。よく知ってる人の方が安心だし。」
「そう言ってもらえると、ありがたい。」
「君こそ、私で、いいの?」
「いいに決まってるだろ!初めは絶対にみつきとしたいと思ってた!」
「ははは、ありがとう。そこまで求められると、悪い気はしないね。」
たじろぎながらも、笑顔を絶やさないのは本心だろうか。それともアイドルとして鍛えられた習性だろうか。
そう、話している間に、性行為実習は第一段階に進む。
「よし、女子はみんなスカートをたくしあげろ。男の性欲を視覚で刺激するんだ」
担任の指示にみんなはぶつくさ言いながらも、指示に従う。どういう手順で進むかなんてものは、周知の事実なのだ。

「改めて見せるとなると、恥ずかしいね。」
少し顔を赤た彼女が、これからたくし上げるのだ。これ以上の興奮があるだろうか。
彼女のライブ映像のパンチラで、何度抜いたことだろう。

多分これで100回はヌイている。
しかし、その彼女が、今度は自分の意思で、俺のために見せてくれるのだ。
「こんな感じで、いい….かな?」

恥じらいと戸惑いが半々にブレンドされた表情が愛おしい。
これをガン見できるだけでも100回はヌケるのに、もう数分後には、この中身まで見られているのだろうと思うと、先走ったものが出そうになる。

「男の子って、これだけで、興奮するものなの?」
「普段見られないものだからね。」
平静を装うだけで精一杯だ。視線はパンツから外すことができない。
さらに担任は次の段階に進める。
「よし、次は上着を脱いで行けよー。パンツの次はブラだ。」
みな、恥じらい、戸惑いつつも粛々と指示に従っていく。こういう時はやはり女性の方が強いらしい。
男は股間を押さえながらガン見する以外のことはできない。

白いブラが眩しい光を受ける。
普段際どい服を着て歌って踊る彼女だが、下着となるとやはり羞恥度が一段階違うらしい。
水着グラビアだって見たことがある。

露出度は、水着の方が上なのだが、それでも下着というだけで、こうも違うものなのか。

「へへへ、今日のために可愛いブラ、用意したんだ。」
照れ隠しにそういう彼女は、照れ隠しどころか俺をより興奮させているのに気づいていない。
俺のために用意してくれた、という事実だけで股間の血圧は1.5倍にはなる。
「横から見ても、いい?」
「いいけど…」

「これで、いいのかな?」
うむ、見事なまでにあれだ、ちっぱいだ。

「そこまで注視されると、ちっちゃいのがバレちゃうじゃん。」
さすがはアイドル。俺の意図など、お見通しらしい。が、構わずにガン見する。
そして、実習はいよいよ、次の段階に進む。
「はい、みんな、ブラを外しましょう。」
もはやほとんどの生徒は黙り込んでいる。男はもちろんだが、女子生徒も性的興奮が徐々に高まってきているのだろう。

ブラを外した彼女のそれは….

まだ、見えない。
とはいえ、俺は、彼女のおっぱいは知っている。かつてライブ映像で、コマ送りにしないと見えないレベルなのだが、一瞬、彼女の乳首がご挨拶したのにお目にかかったことがある。

この画像は、俺の端末の中に保管されており、200回はヌイたことだろう。
この乳首様と、久々にご挨拶のタイミングがやってきたのだ。
躊躇いながら下された両手があったそこには、確かに慎ましくふっくらとした存在が確認できる。

「おおおおおおお!!!!!!」
男子たちの魂の叫びがこだまする。
「ちょっと、あんたの相手は私でしょ!みつきのばっかり見ない!」
隣のペアの高橋も、自分のペアをよそにみつきの双丘に虜になっている。高橋のペアだって十分美少女なんだが、まぁ仕方ないだろう。

より近くに寄って、観察する。
国民の半数である4000万人についているこの双丘。経済学の基本は「希少品にこそ価値がある」ものらしい。そういう意味ではこんなものは希少でもなんでもないはずだ。しかし、これを舐め回すのが人生の目的であったとしても全く後悔しそうにない。この辺りに古典経済学の破綻の理由があるのかもしれない。

幾度も息子がお世話になってきた乳首様ではあるが、何度見ても飽きることなど、ない。しかもそれが、彼女の意思で、恥じらいの表情とセットであることで、かつてない、初めてご挨拶した時以上の興奮をもたらす。

横からの姿も、適度に肉付きが良くて、俺の好みにドストライクである。むしろ、彼女の肉体に俺の本能がドストライクになるように調教されてきたのかもしれない。
「はい、男子はとりあえず女子のおっぱいを触ってみろ」
担任の指示が飛ぶ。

反射的に防御するみつき。
しかし、そういう恥じらいを捨てるのがこの実習の目的であることを思い出すと、すぐに胸を突き出してきた。

まずは、左乳首様を愛撫する。
それに対して、まだ快感はないようだ。怖さと恥じらいが彼女の中で交差している。

とりあえず揉んでみる。
まだ表情の強張りは、取れない。

右乳首様にもご挨拶しようとしたが、緊張からか、彼女の目が潤む。
泣いてほしくない。そんな状況になったらどうしたらいいかわからん。

そっと涙を拭う。拭われる彼女は今のところ、俺のされるがままだ。
感情の整理がつかないままに、実習は次の段階に進む。
「さぁ、女子はスカートを脱ぐんだぞ。」

チラリと見えただけで血圧を上昇させる、布地。もはやこれは魔法と言っていい。
そんなものが目の前に露わになる。

まだ多少の硬さはあるものの、みつきも状況に慣れてきたようだ。
恥じらいの表情はありつつも

少しずつ、素の表情を見せてくれるようになった。

「もうここまで来ると、開き直るしかないね」
他の女子たちはまだ恥じらい100%の中である。こういう切り替えの早さはさすがはアイドル、と言ったところだろう。
「じゃ、男子たちはパンツを脱がしてあげろー。」
容赦ない担任の指示に、みつきも一瞬固まる。

そう、とうとう、その時がやってきたのだ。
もはや躊躇う方が彼女に失礼だろう。俺はおもむろにパンツを手にかける。

すごい状況だ。
俺がパンツを脱がしているのは、他でもない。

あのアイドルの歌原みつきのパンツなのだ。
そして、全裸なのだ。

少し震える彼女のそれを、下ろす。そこにあったのは、俺の人生の目的、そのものだった。

緊張の中にも、興奮があったのだろう。そこは生物として、仕方のないことだ。下ろしたパンツとの間に一筋の光るものが糸を引く。
「さぁ、全裸になったか?」
もう、皆、全裸だ。そうなると集団心理だろうか。段々と恥じらいが薄れてきたようだ。

みつきの表情にはアイドルらしい笑顔が戻りつつある。
「もう、全部見せちゃったね….」
「隠さないで、もっと、見せてよ。」

「もう、そんなに見たかったの?」
「みたいに決まってんじゃん。みつきのお○んこだぞ」
見たくて見たくて見たくて見たくて、見たくてたまらなかったものを、30%の恥じらいの表情とともに見られている。俺は多分、今日死んでも後悔はしないだろう。
「後ろも見せて」
「え?お尻?」

最後の抵抗で隠そうとしても、手のひらではどうにもならない。
さて、さっきはおっぱいを愛撫した。となれば次は….

「男子たちは優しく愛撫するんだぞ。おっぱいより敏感だからな。ゆっくりと…」
担任の指示が飛ぶ。
開き直ったといえども、そこはやはり女としての本能的防御反応だろうか。彼女の表情が一気に強張る。

俺の指は、少し濡れた彼女のそれに、そっと添えられる。

「ひゃうっ…..」
快感とも、痛みともつかない喘ぎが聞こえる。
「い、痛かった?」

「いや、痛くは、ないよ。….でも、優しくしてね…」
俺の指は、彼女のそれを撫で回す。

心ゆくまで撫で回す。

この辺りが子宮だろうか。ここに俺の種が、解き放たれるのだ。
担任が何か言っている。
聞こえており、体もその指示に従って俺も脱いでいく。が、何を言っていたのか、記憶にはない。
そしてその時がやってくる。

「しちゃうんだね、私たち…」
「ああ….」
気の利いたセリフを言う、心理的な余力は、俺にはない。

「よろしく….お願いします…」
教室の隅に用意された、簡易ベッドに案内するのは男の役目だ。

初体験は正常位で、と言うのは法律で定められているわけではないが、不文律として存在する。
彼女の腕を掴み、俺のそれは濡れた彼女のそれに滑り込む。

破瓜の痛みに表情を歪めるが、声には出さない。
そこもアイドルの意地だろうか。
それにしてもすごい状況だ。あのアイドル、歌原みつきと、

あの、歌原みつきと、俺はセックスをしている。

ゆっくりとしたピストン運動の中、痛みと快感のブレンドされた表情が、徐々に快感がわに傾きつつある。

そこにあるのは、もうアイドルの歌原みつきではない。女としての歌原みつきだった。
射精のタイミングは心得ているはずの俺だが、その時は唐突にやってきた。

普通、出そうになる10秒前にはわかるものだが、あまりに興奮しすぎていて、射精するその瞬間まで自覚できなかった。
強く波打し、ミリ単位で脈打つそれに、彼女の表情が歪む。

熱いものが、彼女の中と外を濡らす。
こんなタイミングで出てしまうとは、自分でも驚きだった。ただし、その快感はかつての最高記録の数倍はあるだろう。
もはや担任の指示は、ない。
というか、うちのクラスは女子が一人多いので、担任は担任でお楽しみ中だ。
果ててしまったとはいえ、俺のタンクにはもう一発分は用意できている。
もう一回戦、誘うか。でも彼女も疲れているのでは。
そんな俺の戸惑いを見越したみつきは、言う。

「もう一回、しよ?」

アイドル、歌原みつきの、「もう一回、しよ?」
俺の理性は吹っ飛んだ。

後ろから挿入されたことに一瞬驚きの表情を見せるみつき。
俺が今、結合しているこの少女の、普段の姿は、これ。

そして今はその彼女を獣のように、犯している。

もう、俺もみつきも、快感の虜でしかない。快感に溺れた、オスとメスになっている。

痛みと快感が混じり合う中で、すぐにその時はやってきた。
今度はそのタイミングが自覚できたので、直前に彼女を持ち上げる。

「いくぞ….みつき….」
「ああっ…ん….」
返事ができる状況ではないようだ。

2回目も1回目と変わらない量が出る。
オナニストの俺でもここまでの状況は体験したことは、ない。
ーーーーーーーーーーー
呼吸を整えて、俺たちは向かい合う。

「すごかった….ね….」
「ああ、予想以上だった…..」
賢者モードに入った俺は、とんでもないことをやらかしてしまったのではないかという罪悪感に襲われる。
あの、アイドル、歌原みつきを犯してしまったのだ。
法律だから仕方ないのはわかる。だが…..彼女は、押しも押されもされぬ皆のアイドルである。

「ごめん….なんか、ごめん…..」
謝る理由などないのだが、何かに謝りたかった。その対象はみつきだろうか。世間だろうか。
「なんで謝るの?」
俺はその答えを言語化することができない。
「ねぇ、もう一回、しよ?」

俺の罪悪感など、「もう一回、しよ?」の前では塵芥。
俺はみつきとの極上の快感に溺れていく…..
(完)